こんにちは! nacoです。
前回、Youtube広告漫画を描いて稼ごう!イラストで稼ぐ方法徹底解説!
という記事を書きましたが、

と疑問に思ったかと思います。
そこで、今回は実際に漫画を描く時の描き方や、描く時に注意することなどを教えます!
※Clip Studio Paintを使用した制作方法になります
目次
まずは 漫画制作の流れを知ろう!
まず、漫画を制作する時の手順から知りましょう!
シナリオはクライアントの方からいただくものとして、漫画の描き方のみで考えます。
漫画を作る時の大まかな流れとしては
セリフ挿入・下書き(ネーム)
↓
線画
↓
着彩
という流れになります。
セリフを入れること以外は、イラストを描く時と一緒かと思います。
では、1つ1つの手順を徹底的に説明していきます
新規キャンバスを作ろう!
まず、漫画を描くためのキャンバスを作りましょう。
Youtubeの画面比率は 16:9 になっています。
キャンバスを作るときは、クライアントからの指定がない限り 1280×720 か 1920×1080 で作りましょう。
セリフを入れよう!
次にセリフを入れていきます
基本的にシナリオ(指示書)をコピーして貼り付け、話し言葉やプロローグを入れていきます
このように、話し言葉は丸やトゲトゲの枠、プロローグやナレーションは四角い枠で表現されます。
基本的な形の吹き出しは、フキダシツールで挿入することができます。
また、セリフはキャラクターに被せすぎないように配置すると、動画にした時にキャラクターもセリフも見えて見やすい動画になります。
コマ割りがある場合は、定規で線を引くか、コマ作成を使ってコマ割りをします。
垂直にコマ割りをするだけでなく、斜めにコマ割りをすることで変化があり見る人が飽きずに見ることができます。
斜めにしたい、横幅を変えたいという時は オブジェクトツール で選択し、変えることができます。
大胆に!下書き(ネーム)を描こう!
次にネームを描いていきます
ネームは細かく描く必要はありません。
キャラクターと表情、ポーズが分かる程度に描けば大丈夫です。
細かい下書きがないと分からない
という方はネームの時点で細かく描くといいと思います。
背景が必要なコマはざっくりと背景も描いておくとクライアントの方も分かりやすいと思います。
Youtube漫画を描く時に大事なのは、かなり大げさに描くことです。
普通のイラストでは、顔の比率やデッサンを気にして描くことが多いと思いますが、
Youtube漫画ではインパクトのある大胆な描写をする方が、印象が深まり注目して動画を見てもらえます。
顔を大きくして驚いている表情を描いたり、可愛いデフォルメキャラクターが解説をしていたり。
一つの作品の中で様々な表現方法をしていくと、目に留まりやすい漫画になります。
大胆さを損なうな!線画を描こう!
次に線画を描いていきます
Gペンや丸ペン、シャーペンや鉛筆などのツールがありますが、自分にあったツールで描いていきましょう
漫画を描くときは絶対にこれ!というツールはありません。
自分の絵柄に合うペンを見つけましょう。
この時、ネームで描いた思い切りのよさを損なわないように注意しましょう。
ネームでは大胆に描けたけど、線画になると丁寧に描きすぎてデッサンを気にしてしまう。ということもあります。
線画だからと気を張るのではなく、線画でも大胆さをもって描いていきましょう。
また、この時セリフとは別に、効果音や書き文字も書いていきましょう
漫画において、効果音や書き文字はとても大事な役割を担っています
漫画をアニメーションにするところもありますが、基本的にキャラクターは動きません。
どんな動きをしているかや、セリフ以外の会話がないとあまり見ごたえのない漫画になります。
そこで、効果音やセリフ外の会話を入れることで、キャラクターの感情が伝わりやすくなったりインパクトのあるイラストになります。

色を塗って魅力的に!着彩をしていこう!
線画が終わったらいよいよ着彩に移ります。
人によって着彩の仕方はそれぞれありますが、私の場合漫画は基本的にアニメ塗りで塗っています。
アニメ塗りはかなり簡単に塗ることができるため作業スピードが上がります。
作業スピードをあげることで、たくさんの依頼を受けることもできるし納期にも間に合わせられます。
着彩をするときには一度セリフを非表示にして、セリフで見えない部分も塗りましょう。
動画にした時にキャラクターの声に合わせてセリフを表示する場合があるため、セリフの下が塗られていないと不自然な絵になってしまいます。
漫画を描く時の注意点!
・レイヤー構成
完成後、クライアントに「レイヤーは分けて納品してね。」と言われて
もうレイヤーをくっつけてしまった!ということにならないように
レイヤーは分けておきましょう。
・セリフ(テキスト)
・セリフ枠
・キャラクター
・背景
このように分けておけば、特に問題になることはありません。
クライアントの方に、「キャラクターは1人1人分けてほしい」、「セリフと枠は統合してほしい」など
希望を言われた場合はそれに従うようにしましょう。
・レイヤー名
レイヤーを分けておきましょう、と言いましたが
先ほどの画像のようにそのレイヤーに名前をつけておくといいでしょう。
それは、クライアントや編集者にも分かりやすくするためです。
納品された漫画はクライアントが確認し、編集者によって編集されます。
その編集の際に、どのレイヤーがどのイラストか分からないと一回一回確認しなければなりません。
必ずしましょう!というわけではありませんが、していた方が編集が楽になります。
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いかがでしたか?
Youtube漫画は今とても流行っているコンテンツです。
単価も交渉次第でいくらでもあげられます。
描き方さえわかれば後は慣れるだけです。
作業スピードを上げれば上げるほど収益も上がります。
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漫画は25ページ前後の作品が多いです。
25ページの漫画を1ページずつPSDファイルなどに書き出すのはかなりの時間がかかります。
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あなたも一緒に、Youtube漫画で稼ぎましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました!