こんにちは nacoです!
あなたは普段Youtubeを見ますか?
動画を見ようとすると、5秒スキップができる広告が流れてきますよね。
あの広告で最近多い、漫画を用いた商品の紹介をする動画。
これは、イラストレーターの方が描いた漫画を使用していることが多いです
私も数々の漫画を描いてきました。
そんな広告漫画って、広告を出している人や商品を売っている会社だけが稼げるんじゃないの?と思いませんか?
実はイラストを描く人も稼げるんです!

広告漫画ってどう作られてるの?
イラストを使った漫画で多いのは脱毛サロン、除毛クリーム、ダイエットサプリなど、主に商品を紹介する広告漫画。
この広告漫画ができるまでの流れや、どのように費用が発生しているのかを図で解説すると、
となっています。
全てがこの流れというわけではありませんが、大体この流れで制作されています。
広告ではない、たくさんのチャンネルで投稿されているYoutube漫画もありますが、広告漫画の制作に関わる費用を出しているのは一般の方ではなく会社です。
そのため、予算がかなり違ってきます。
すると、イラストレーターにもお金をかけることができるのです。
広告漫画って実際どのくらい稼げるの?
広告漫画にはたくさんのお金がかけられているから稼げる!と言いましたが
実際どのくらい稼げるの?って思いますよね。
広告漫画の1ページあたりの単価は、約2,000円~3,000円、高くて5,000円くらいになっています。
通常のYoutube漫画が500円~1,500円、高くて2000円程度ということを考えると、かなり高いことが分かると思います。
広告漫画の1作品は大体25ページ前後です。
これは通常のYoutube漫画でも同じくらいのページなので変わりません。
しかし、1ページあたりの単価が違うため、同じページ数を描いても稼げる金額が変わってきます。

実際にどのくらい違いがあるのか、通常漫画と広告漫画で比べてみましょう。
通常漫画 1ページ1,500円で25ページ
広告漫画 1ページ3,000円で25ページ
この場合、通常漫画は37,500円、広告漫画は75,000円となります。
同じページ数を描いても、2倍もの金額の違いがあります。
そして、1作品あたり1週間の制作時間とすると、4作品制作できます。
1ページ3,000円の作品を毎週描けば、30万円になります。
毎週描くのが難しい、1週間で描けない人でも、1か月に3作品描けば20万は超えます。
応募、営業する時には用途にあったポートフォリオを!
広告漫画は稼げる!と言いましたが、実際に会社に営業をする時や、案件に応募する時にはポートフォリオが必要です。
既にイラストを描いている、漫画を描いたことがある、という方にも読んでいただきたいです!
通常漫画と違い、広告漫画は商品を宣伝するための動画です。
キャラクターを魅力的に描くことは通常漫画でも広告漫画でも要求されるスキルですが、広告漫画では特に求められるスキルがあります。
それは、男性キャラクターなら引き締まった体やつるつるな顎を、女性キャラクターなら豊かな胸やつるつるな肌を描くことです。
最初にも伝えましたが、広告漫画の商材で多いのは脱毛サロン、除毛クリーム、ダイエットサプリです。
この商材を宣伝する時に大事なのは、BeforeとAfterの差を大げさにつけることです。
100kgありそうな体型から、腹筋などの筋肉がある男らしい体に大変身!
チクチクした短い毛が生えて、黒ずみができた肌から、つるっつるですべすべな肌に大変身!
という真逆の変身をすることで、視聴者に商品の魅力を伝えます。
営業先やクライアントの方は、その変身シーンや変身前のキャラクターを描くことができるかどうかを、ポートフォリオを見て判断することが多いです。
そのため、魅力的なキャラクターが描けます!ということをアピールしなければなりません。
イラストを描いたことがない人も、今までに制作したイラストや漫画がある人も、広告漫画用のイラストを描いてみましょう!
依頼を受けるときの注意点!
実際に広告漫画の依頼を受けることができても、少し注意点があります。
基本的に広告漫画は、動画公開後に自分のポートフォリオに実績として公開することができません。
私が依頼を受けてきた中で、ポートフォリオへの公開を許可してもらえたことはありません。
また、多くのクライアントから著作権の譲渡もお願いされます。
著作権についてはまた別の記事で詳しくお伝えしますが、自分とイラストを守るための権利だと思ってください。
これは、動画公開後も商材だけを変えて別の動画として広告に出したり、セリフの変更があった時にイラストレーターの許可なく変更をするためです。
著作権がイラストレーターに残ったままだと、商品やセリフを変えて動画を出したくても勝手に変えることができません。
そのため、変更する度にイラストレーターに確認をとったり、修正を依頼する必要があります。
しかし、著作権をクライアントに渡すことで、クライアントが勝手に変更しても問題なく変更することができます。
この著作権ですが、広告漫画だから仕方ない、といって簡単に譲渡すると後々損をするかもしれません。
著作権を譲渡すると勝手に商材を変えられる、ということはクライアントや商材の会社は1つの作品で複数の商材の宣伝ができるわけです。
そのため、クライアントは1度イラストの依頼をするだけでそれ以上の利益を得ることができるのです。

こう思うのが当然です。
だったら、勝手に変えられないようにしてもらおう!
と、いうことで私は基本的に著作権の譲渡はしていません。
1作品1つが基本で、1つの商材ごとに使用料をいただいています。
そうすることで、著作権は守られ勝手に変えられることもなく、別の商材に使用する時には別の使用料をいただくことができます。
このように、著作権の譲渡はそのあとに起こる問題を考えたうえで譲渡するかどうかを決めましょう。
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ぜひご覧ください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!