こんにちは!イラストレーターのnacoです。
今回は、Vtuber講座2になります!
1をまだ見ていない方は、ぜひ1から読んでみてください♪
Vtuber講座2では、顔の描き方について解説していきます。
瞼を閉じたり、笑顔になったりと、一番よく動くパーツになります。
パーツの分け方は人によって様々なので、一つの参考として真似してみてください♪
顔のパーツってどう分かれてるの?
顔のパーツは大まかに分けると、「眉毛、目、鼻、口、輪郭、前髪の影」に分けられます。
この大まかに分けたものをさらに分けていくことになります。
実際に顔のパーツだけで30以上のパーツがあります。
分かりやすいように水色の背景にしています。
輪郭の線と塗りを一緒にしてもいいのですが、上を向いた時に線だけを消して立体感を出したい人は別にしておくとよいです。
目のパーツも、初めて作る場合はまつげや横のまつげを一緒のパーツにしてもよいです。
別々のパーツにすると、目の動きが滑らかになります。
ではまず、簡単なパーツから解説していきます。
輪郭
まずは、顔の形を描いていきます。
講座1でも使用した対象定規を使って左右対称に線を描きます。
別のレイヤーに肌色を塗り、クリッピングマスクで顎あたりの縁に肌の影色を塗ります。
こうすることで、上を向いた時に線を消しても境目に違和感がなくなります。
前髪の影は、前髪をコピペして、影の色で塗りつぶしています。
前髪で隠れているところも塗りつぶしておきましょう。
眉毛、頬
眉毛、頬は対象定規を使って左右対称に描きます。
この時、頬のパーツはクリッピングしないようにしましょう。
全てのパーツでいえることですが、Live2Dで読み込んだ時にクリッピングは外れてしまうため、使用しない、もしくは結合するようにしましょう。
眉毛、頬は右と左で別々のレイヤーに作成しましょう。
目
いよいよ本命、一番大事な目です。
目はVtuberとして活動する際に一番よく動くパーツです。
常に瞬きや目線の動きがあるため、一番見られるパーツになります。
パーツ数が少ない方が、モデリングは楽ですが、ある程度分けておくととても自然な動きになります。
今回はキラキラの目等の差分パーツ以外を作ります。
パーツとしては、以下のように分かれます。
普段描く目のように、一度レイヤーを気にせず描いて投げ縄ツールを使って分けていくのがいいと思います。
初めからレイヤーを分けて描ける方はレイヤーを分けて描きましょう。
注意点として、見えていないところも描く必要があるため、まつげや黒目、白目等重なる部分があるところは重なっているところも描くようにしましょう。
口
最後に口のパーツ分けです。
口は少し特殊な分け方になっています。
歯が見えないほうがいいという方は歯は作らなくて構いません。
上唇と下唇が上下に開くことによって、口内が見えるという構造です。
こちらのモデルでは、唇と肌色を結合していますが、別々のレイヤーに分けておくと動かすときにスムーズになります。
歯を作る場合は、作りたいキャラクターによって八重歯を作ったりギザギザの歯にしたりと変えてみるのもいいと思います。
魅力的な顔は作れましたか?
Vtuberとして活動する際に、必ず注目される顔。
絶対に売れたい!という方は顔にこだわりをもって制作してみましょう。
顔が好きだからファンになった!という方もいるくらい大事なパーツです。
パーツ数が多いと、モデリングの際に工数が多くなりますが、その分滑らかで高クオリティなモデルが出来上がります。
もし、自分でモデルを作るのは難しいけどVTuberデビューしてみたい・・・
という方は、お問い合わせいただけたらキャラクターデザインからモデリング、FaceRig等の導入サポート、アフターサービスまで全てご依頼いただくことも可能です。
実際に何名かVTuberデビューした方もいらっしゃいます。
Live2D販売サイトNizimaより、どんな動きをするのかを実際に見ることができます。
スマホからでも確認できるため、ぜひご覧ください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!